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地球環境の保全に貢献する
温室効果ガス排出量の抑制

生産拠点でのおもな取り組み

●生産工程におけるおもな取り組み 商品の生産工程におけるエネルギー使用量を削減するために、生産効率の向上や設備更新・改造に継続的に取り組んでいます。

2021年度には当社茨城工場に導入したIQF(急速冷凍技術)商品のラインに自動箱詰め装置を追加導入し、さらなる自動化を進め、生産効率の向上に継続して取り組んでいます。また、2022年末に竣工予定の鹿児島県の新工場では、カーボンニュートラルを意識した今まで以上に環境に配慮した工場づくりを目指します。

●冷蔵・冷凍設備の脱フロン化 冷蔵・冷凍設備の冷媒として使用してきたHCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)は、冷蔵・冷凍設備の計画的な更新を実施し、アンモニアやCO2などの自然冷媒への切り替えを順次進めています。2021年度はおもな拠点では、当社北海道工場や三重工場で設備の更新を実施しました。

●天然ガスを利用した自家発電導入の取り組み 当社茨城工場では、2021年度に都市ガス(天然ガス)システムの自家発電機3台を本格稼働しました。さらに発電時に排出される熱を回収して温水を暖房などに利用しています。また、夏場などピークカットが必要な時間帯に発電が可能となるため、電力負荷の軽減、コスト削減、CO2発生の抑制に貢献しています。

●再生可能エネルギーへの取組み 太陽光発電設備を積極的に導入しています。国内では当社茨城工場や物流センターの他、プライムデリカ(株)の7拠点に設置しています。海外ではPRIMAHAM FOODS(THAILAND)CO.,LTD.に設置し、2022年度中に稼働開始予定です。同社の拠点であるタイは、日照時間が日本よりも30%長く(月間平均)、太陽光発電の活用に優位性があるとされています。

物流や営業におけるおもな取り組み

物流(輸送)段階でのエネルギー使用量削減は、同業他社との共同配送や同一温度帯の異業種混合配送、トラック輸送から鉄道・フェリーなど環境負荷の低い輸送手段に切り替えるモーダルシフトなどの取り組みを推進しています。また、プライムデリカ(株)では共配センターまでの社内物流効率の向上によるCO2排出量抑制に努めています。

営業における車両はテレマティクス管理による運転意識の向上や燃費の改善に努めるとともに、より燃費の良い車両に順次入れ替えることでCO2排出量削減に貢献しています。

商品・包装材のおもな取り組み

●水溶性印刷の活用によるCO2排出削減 「うす味チョップドハム」では、非石油由来原料を約40%使用している水溶性グラビアインキを使用して印刷することにより印刷工程におけるCO2排出量を削減しています。

うす味チョップドハム