廃棄物排出量の削減

プリマハムグループは、「廃棄物排出量の削減」を重要課題(マテリアリティ)のひとつとして位置づけており、2022年度の取締役会で「2030年度までに廃棄物排出量(廃プラスチック・食品廃棄物)5%以上削減(2021年度比)※1」および「リサイクル率(食品廃棄物)98%以上※2」という目標を立てました。

廃棄物排出量については、製造原単位で削減目標を定め、事業拡大と両立可能な形で対策を推進しています。食品廃棄物に対しては各工場での自主的な環境マネジメントの仕組みの整備が進んでおり、グループ内生産拠点の40.3%が国際規格ISO 14001や環境省による規格であるエコアクション21の認証を取得しています(2024年4月現在)。廃プラスチック削減に関しては当社由来のものはもとより、調達した原材料由来の廃プラスチックにも着目して議論しているところです。

また、近年は食品ロス削減のため、短時間・非加熱で菌を不活化する超高圧処理技術(HPP)などを用いて、賞味期限の延長を推進しています。

  1. ※1製造数量あたりの原単位
  2. ※2排出量ベース

食品ロス削減

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