働きやすい職場環境づくり
出産・育児や介護と仕事の両立を支援

くるみんマーク
なお、「育児に係る短時間勤務」については、従来は「始業時から2時間以内、または、終業前2時間以内」となっていたものを、2017年4月1日から「始業時、終業前それぞれ30分単位で分割取得できる」ように変更し、従業員が利用しやすい制度に改訂しました。また、2017年10月に育児・介護休業法が改正され、出産・育児など休業制度の説明が努力義務化したことを受けて、説明資料を改定して利用を促進しています。さらに2018年度から育児・介護などで退職した方の復職制度を導入しました。
おもな育児・介護支援制度
制度 | 内容 | 2017年度の利用者 |
---|---|---|
育児休業制度 | 満2歳まで | 10名(うち男性1名) |
育児にかかわる短時間勤務制度 | 小学校3年生まで1日2時間以内(始業時、終業前それぞれに分割して取得可能、取得単位は30分単位) | 11名 |
育児時間制度 | 3歳未満まで1日2時間以内 (1時間までは通常勤務したものとする) |
9名 |
介護休業制度 | 1年以内(年間10日間) 半日単位で取得可能 |
1名 |
介護にかかわる短時間勤務制度 | 1日2時間以内(1年以内) | 0名 |
周知徹底と利用促進のために
研修時に出産・育児制度を説明
プリマハム(株)は、出産・育児などの支援制度の周知徹底と利用促進のために、2016年度から新入社員研修や新任管理者研修、新任係長研修で出産・育児制度の説明を開始し、より周囲の協力が得られやすい環境づくりに取り組んでいます。
また、2018年4月から産前産後休暇や育児休業の取得者4名に携帯用情報端末を貸与し、イントラやメールを通して会社の情報を共有できるようにしました。これによって休職中もイントラやメールを通して情報を共有できるようになり、従業員のニーズに合った制度が導入できたと考えます。
退職者復職制度を導入
育児や介護に専念をしたい(あるいはせざるを得ない)従業員や家庭の事情で退職せざるを得ない従業員をバッアップするため、一定の条件を満たせば退職後に復職可能とする制度を設けました。
対象は、勤続3年以上の社員・準社員で、結婚、出産などを理由に退職した従業員で、復職意向や条件などを面談で話し合い、決定します。今後、この制度を浸透させてより柔軟な職場環境をつくっていきます。
有休取得率の向上を目指して
年間4日間の計画有休を設定
プリマハム(株)は、有給休暇の取得率の向上を目指して2005年から「計画有休制度」を導入。パートタイム従業員や再雇用者を含む全従業員が年度当初に有給休暇日を4日間計画し、その計画に基づいて取得することで取得率の向上につなげています。
2017年度の計画有休取得率は93.41%となりました。2018年度はさらに1日増やし、全従業員を対象に年間5日間の計画有休制度を実施して取得率向上を目指します。