社会活動報告書

働きがいのある環境づくり

公正な人事評価のために
「評定者会議」を開催

プリマハム(株)は、公正な人事評価のために管理職以上が参加する「評定者会議」を事業所ごとに開催し、複数の視点で従業員の評価を議論・決定しています。また、この結果を毎年1回かならず従業員にフィードバックし、現状の弱みと強み、今後の課題と目標などのすりあわせを行い、キャリア・スキルアップにつなげています。今後は、従業員のキャリア・スキルアップにつながるように評価者のレベルアップ研修などを検討しています。

管理職候補と係長候補を対象に
社内試験制度を実施

プリマハム(株)は、適切に昇進・昇格が行われるように管理職候補と係長候補を対象に社内試験を年1回実施しています。「管理職登用資格試験」は、筆記試験や論文試験、管理職に必要な能力を客観的に評価するアセスメント試験、主管本部の本部長クラスによる面接を実施し、管理職としての資質を複数の視点で評価しています。またアセスメント試験では、不足している部分を通信教育などによって補うこととしています。「係長昇進資格試験」は、筆記試験や論文、人事部による面接試験によって合否を決定しています。

公的資格の取得者に
「資格取得報奨金」を支給

プリマハム(株)は、従業員の自己啓発を推奨するために公的資格の取得者に報奨金を支給する制度や、指定通信教育講座の修了者へ受講料の一部を補助する制度を導入しています。報奨金の支給対象となる公的資格は、社会的に求められる資格の変化にあわせて定期的に見直しをしています。また、業務上の発明で特許を取得した従業員の成果に対しても、報奨金を支給する制度を導入しているほか、ビジネス実務法務検定(1級~3級)を2016年度から報奨金の対象資格に追加しています。

退職金制度として
「企業型確定拠出年金」を導入

プリマハム(株)では、2014年度に退職金制度として「企業型確定拠出年金」を導入し、退職金水準を引き上げました。企業型確定拠出年金とは、会社が拠出した掛金を従業員の判断で運用し、その結果次第で将来受け取る金額が変動するというものです。導入にあたっては制度の理解を深めていただくため、対象者全員に説明会を実施しました。今後は企業型確定拠出年金だけでなく、セカンドライフに向けた準備を支援する研修も検討していきます。