社会活動報告書

次世代育成の支援

中学生や高校生の職場体験をお手伝い

プリマハムグループでは、職業観の形成や就職先の選択などにいかすことができるよう、中高生対象に職業体験を受け入れています。

プライムフーズ(株)では、2017年10月に地元・群馬県の高校生計3名を受け入れました。当日はチャーシューの製造ライン作業などを体験してもらいました。また同月、熊本プリマ(株)でも地元高校1名を受け入れ、座学にて衛生教育や食中毒対策などを学習した後、実際に工場ラインに入り、肉処理や野菜処理、パスタ、サラダ製造などさまざまな工程を体験してもらいました。参加した高校生からは「働くということは責任があり、とても大変なことだと感じました」「体験したことを、これからの高校生活や進路設計に役立てていきます」「今回の実習を通して、行動力や判断力を身につけることの重要性を再認識することができました」などの感想が聞かれました。

加えて、北海道工場でも同月に地元の中学生1名を受け入れました。今後も、こうした体験学習を通じて次世代の育成に貢献していきたいと考えています。

プライムフーズの職場体験

プライムフーズの職場体験

熊本プリマの職場体験

熊本プリマの職場体験

各工場で工場見学も受け入れ

工場見学に参加したJICA研修員

工場見学に参加したJICA研修員

地元企業の活動を知ることで就労へのイメージを持ってもらうこと、そしてものづくりへの関心を持ってもらうことを目的に、プリマハムグループでは各工場で工場見学も受け入れています。

2017年7月には、北海道工場でJICA研修員12名を招きました。これは、帯広畜産大学とJICAからの依頼によるもので、「『バリューチェーンの整備を通じた農村振興(農畜産物の付加価値向上)』コースに係る研修員の見学」というJICAの研修の一環として実施され、当日は発展途上国から研修員を受け入れ、製造工程を実際に見ていただきながら原料処理の流れや製造方法について学んでいただきました。