お肉は必須アミノ酸やビタミンを豊富に含むことから、バランスの良い食事には欠かせません。プリマハムグループは、こうしたお肉の持つ機能をより広めていくために、牛・豚・鶏などの精肉やカットした加工肉、ハム・ソーセージ、ハンバーグなどの加工食品、さらに惣菜、調理パン、デザートなど、さまざまな商品を提供しています。

近年は、高齢化や共働き世帯の増加、個食化などを受けて1回で使い切れる量をパックした商品のほか、フライパンで焼くだけのキット品や調理時間を短縮できる商品、お客さまの声をもとに量・味を改良した商品など、さまざまな世帯や生活スタイル、嗜好の変化に応える、おいしく便利で使いやすい商品の開発を進めています。また、子育てが忙しい、重い荷物が持てないなど、さまざまな理由でお店に行けないお客さま向けにネット販売も行っており、特にギフト商品を自宅用にお買上げいただくケースが増えています。

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サラダチキンシリーズ

サラダセレクトサラダチキン

プリマヘルシー糖質ゼロ

プリマハムグループは、新商品の発売や商品リニューアルにあわせて商品パッケージの改良をしています。例えば、商品を開封した後に、ふたたびピタッとくっつき保管に便利なパッケージ「フタピタ®」も、そのひとつです。「単身なので数回に分けて食べるときに便利」「使うたびにフタができるので家族バラバラの食事にも対応できる」「容器への移し替えがいらず、ゴミも減らせる」などのメリットから、お客さまの好評を得て、採用商品数も増えています。

また、保存に便利なジッパー付きの商品パッケージや商品パッケージのまま電子レンジに入れて温めるだけでおいしく召し上がれるハンバーグのほか、安全性や開けやすさ、わかりやすさなどに配慮したパッケージも次々と開発しています。

近年、お中元・お歳暮などのギフト需要が減少傾向にある一方、ご自宅用やふるさと納税返礼用としてのギフトのニーズが高まっています。こうした変化に対応して、2017年4月に「プリマハムミートファクトリー（株）」を設立し、定番のハム・ソーセージのギフト商品に加え、ステーキ用やしゃぶしゃぶ用などの生肉ギフトを強化しています。また、2018年4月からは、法人のお客さま向けにブランド生肉のギフト商品を選べるカードギフトを発売しました。

アメリカのソーセージメーカー「ジョンソンヴィル社」が持つ高い品質と独自のおいしさを日本の皆さまにも味わっていただくために、プリマハム（株）は2010年からジョンソンヴィル社と提携しています。現在、スーパーマーケットだけでなく、野球場や映画館などでも販売しており、販売開始から売上げも約4倍となりました。ハム・ソーセージ市場において数少ない海外ブランドの成功例として、今後も積極的に販売チャネルを拡大していきます。

ジョンソンヴィル社の商品例

プリマハム（株）では、2018年度に食肉事業本部内に新たに「食肉生産事業部」を設置しました。これは「国産豚肉インテグレーション」という強みを活かし、プリマハムの食肉事業を"日本一の豚肉生産事業"にしていくための組織です。

これに併せて、2018年3月に太平洋ブリーディング（株）の関連会社である「(有)肉質研究牧場」「(有)かみふらの牧場」を子会社化し、同社の農場を直営とすることで養豚事業の一元化を図りました。これによって「安全な豚肉を生産し、安心して食べていただく」というプリマハムグループの目指す肉豚生産の姿がより具現化しました。また、環境にやさしい養豚事業を推進し、その国産豚肉のブランド化を進めることで多くのお客さまに当社グループの食肉事業を理解していただきたいと考えています。

プリマハムグループのインテグレーション

お客さまに安全・安心で、おいしい食肉を提供したいという想いから、プリマハムグループは肉質の良い血統を掛けあわせた食肉や飼料にこだわった食肉など、高品質な食肉ブランドを生み出しています。