担当している仕事を教えてください
未知の領域を
一歩ずつ進んでいく
現在私が取り組んでいるのは、豚肉中の成分を分析機器によって分析し、おいしさに関連する成分を探索することです。豚肉は品種や産地によって味や香りに違いがありますが、牛肉に比べると認知度は低く、研究も進んでいません。プリマハムでは自社ブランドの豚を育てており、どのような成分が味や香りの違いに影響を与えているのかを分析することで、その販売促進につなげていくことが研究の目的です。学生時代に打ち込んでいた鳥類の研究とはまったく異なるのでゼロからの取り組みではあるものの、豚肉の研究には未知の領域が多いこともあって一歩ずつ道を拓いていく感覚があり、それがやりがいにつながっています。
また、商品開発部と連携して既存商品の改良にも取り組んでいます。長期的な基礎研究と商品に直結する研究の両者にバランスよく取り組める点も、魅力に感じています。
プリマハムで働く魅力を教えてください
主体的に研究に
取り組める環境
基礎研究所は独立した組織として存在しており、建屋も専用です。研究については年次や肩書きに関係なく全員がフラットな関係にあり、自由に意見やアイデアを交換できる環境にあります。研究者同士、お互いにリスペクトし合う風土が根付いているのでしょう。研究への取り組み方についてもかなりの裁量を与えられており、入社3年目の若手の私も、豚肉の分析結果をどのように反映させていくかといったことは自分の考えで進めることができます。さらには現在担当している研究とは関係ないテーマであっても、時間的な余裕があれば挑戦させてもらえます。
プリマハムの基礎研究所に対してはアカデミアからの関心度も高く、国際学会で発表する機会もあります。私も間もなく韓国で開催される国際学会で発表する予定で、海外の著名な研究者と交流できることも楽しみです。
今後の目標やチャレンジしたいことは何ですか
第一人者を目指したい
まずは間近に迫った国際学会での発表を成功させることが直近の目標です。海外には豚肉の権威とされる研究者もいて定期的に情報交換を行っており、いずれ国際的な共同研究に発展するのではないかと期待しています。また、特許の取得や新技術の開発にも挑戦し、研究成果に基づく科学的根拠によって革新的な豚肉や豚肉加工商品を開発して世の中に送り出したいと思います。それが消費者の食卓に届くなら、こんなに嬉しいことはありません。
既に触れたように、豚肉の研究は牛肉ほど進んでおらず、わかっていないことがまだたくさん残されています。だからこそ研究に取り組む意義は大きく、私がパイオニアとして道を拓くことで、いつかはこの領域の研究の第一人者になれる可能性もあります。アカデミアからも「プリマハムの基礎研究所はすごい」と称賛される、そんな未来を目指します。