3月3日はひな祭り!ちょうど桃の花が咲く季節なので桃の節句とも言いますね。
ひな祭りの由来は、古代中国の「上巳の節句(じょうしのせっく)」と日本の平安時代に行われた「ひいな遊び」の要素が合わさって生まれた風習だと言われています。
上巳の節句とは、3月の最初の「巳の日」に水に入り禊をすることで厄を祓う行事でした。草木や紙で作った人形に自身の汚れを移して水に流すことで幸せを願うもので、この形式がルーツとなり現在でも一部地域では、「流しびな」などの風習が残っているところもあります。
ひいな遊びとは、平安時代の貴族の子供が楽しんでいた人形遊びのこと。「雛(ひな、ひいな)」は、小さくて可愛らしいものを指す言葉です。紙や布の人形から時代に進むにつれて可憐で立派なものへと変化し、飾って楽しむものとなりました。江戸時代には庶民にも広がり、現在の桃の節句、ひな祭りへと繋がってきたそうです。
そんなひな祭りにぴったりな可愛くて豪華なレシピを今回はご紹介します!
目次
- 1.
とってもかわいい!3種類のミニおにぎり♬
- 2.
簡単なのに華やか☆サラダチキンともち麦の彩りサラダ
- 3.
ひな祭りといったらこれ♡ウインナーでお手軽ちらし寿司
1.とってもかわいい!3種類のミニおにぎり♬

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見た目にかわいい♪3種類のミニおにぎり
ハムやチーズ、コーンなど様々な具材を使った一口サイズのお子様でも食べやすいおにぎりです!
彩りのアクセントにもなる「とうもろこし」は、栄養価が高く「食物繊維」の宝庫です。
米や小麦のように多くの国で主食とされており、野菜の中では高カロリー!
コロンブスがヨーロッパに持ち帰ったことで世界各地で栽培されるようになったそうで、日本に伝わったのは16世紀ごろ。明治時代の北海道開拓をきっかけに本格的な栽培が始まりました。
玄米や胚芽米のように、胚芽の部分に「ビタミン類」、「無機質」がたっぷり詰まっていて栄養満点の健康食◎
収穫後24時間経つと栄養が半減し、味も落ちてしまうので旬の時期は是非すぐに食べるようにしましょう!
2.簡単なのに華やか☆サラダチキンともち麦の彩りサラダ

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サラダチキンともち麦の彩りサラダ
角切りにしたサラダチキンと野菜やもち麦をリンゴ酢ベースのドレッシングでさっぱりと仕上げたレシピです。
サラダに使われているリンゴ酢の「りんご」は効能たっぷりな万能果物で、その栄養価の高さから世界中で古くから愛されてきた果実です。
日本での栽培は明治時代に始まり、戦後接ぎ木の技術が進んだことで品種改良が盛んに行われるようになりました。
「ビタミン」、「ミネラル類」はもちろん「食物繊維」もたっぷり。水に溶ける水溶性の食物繊維である「ペクチン」、不溶性の「レグナン」や「セルロース」にはコレステトールの吸収を抑える効果があるとされています。
また、「ポリフェノール」などには抗酸化作用や、アンチエイジング効果があるとされています。低カロリーで腹持ちもいいのでダイエットしている人におすすめの食材!普段の食事にプラスしましょう。
3.ひな祭りといったらこれ♡ウインナーでお手軽ちらし寿司

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ウインナーちらし
炒り卵はレンジで簡単に作れる!炒めた香薫あらびきポークの香りが食欲をそそる見た目も豪華なちらし寿司です。
ちらし寿司の定番食材「れんこん」は、身体を内側から綺麗にしてくれる食材です。
見た目の色からあまり栄養がなさそうにも見えますが、実は栄養たっぷり。
「ビタミンC」が多く、野菜には珍しく「ビタミンB1」、「ビタミンB2」も含まれているので疲れやすい時や、目や肌のトラブルを抱えている方におすすめの食材です。
すぐに変色してしまうのはポリフェノールの一種である「タンニン」が原因で、タンニンには抗酸化作用や炎症を抑える作用があるのでとても大切な成分です。
スーパーなどで購入する際には、茶色く変色していない白くてみずみずしいものを選びましょう。穴の中が黒くなっているものは古いサインなので注意して選んでみてください。
ひな祭りの伝統的な食べ物といえば「ちらし寿司」以外にも、「ひし餅」「ひなあられ」などがあります。
ひし餅は上から桃色、白色、草色と3色の餅が重ねられたひし形のお餅です。
色には意味があり、雪の下から植物の新芽が芽吹いて、桃の花を咲かせる姿を著しているとされています。草色が「健康」、白が「清浄」、桃色は「魔除け」を表すと言われ、ひなあられはひし餅を外でも食べやすいようにして作られました。
お家によっても様々な習慣があるかとは思いますが、今回のレシピを参考に例年のひな祭りにちょっと工夫をプラスしてカラフルで可愛らしいひな祭りの食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。