ついつい外出が面倒になる梅雨の時期。雨予報が続くと、おうち時間が長くなりますよね。
普段アウトドア派のかたも、料理はお家でできる趣味に最適です。少し手の込んだ料理を作って、せっかくのおうち時間を充実させましょう!
今回は、煮込み料理のレシピをご紹介します。
煮込み料理とは?
「煮る」と「煮込む」の違い
「煮る」は、加熱して食材に調味料の味を染み込ませることをいいます。一方で「煮込む」とは、煮込むことで食材から旨味を出させて、その旨味と混ざった煮汁が再び食材に吸収されることをいいます。
煮込むことのメリットは?
煮込むことで、肉や野菜などの食材を柔らかくしたり、野菜の甘さが引き立ったり、素材のおいしさを存分に味わえるのも煮込み料理の特徴です。時間の経過とともに味がなじんでくるので、時間がたっても美味しく食べられるのも煮込み料理のいいところですね。
世界の煮込み料理
「煮込む」というと、肉じゃがなどの和食を思い浮かべるかたも多いのではないでしょうか。実は、煮込み料理は世界中の家庭料理として親しまれています。洋風レシピのレパートリーを増やしたいかたにもおすすめです。
食中毒には注意が必要
梅雨の時期から夏にかけては食中毒が流行るので、気を付ける必要があります。
煮込み料理は、つい大量につくってしまいがち。この時期は、一度に食べ切れるだけの量にするのがおすすめです。もし保存が必要なときは、お鍋ごと保存するのではなくタッパーに入れ替えるなど、清潔な環境を保つようにしましょう。
レシピ目次
- 1.
ベーコンと白いんげん豆のカスレ風煮込み
- 2.
フランクの田舎風たっぷり煮込み
- 3.
塩豚とキャベツのドイツ風煮込み&あっさりポテトサラダ
1.ベーコンと白いんげん豆のカスレ風煮込み
カスレはフランス南西部の郷土料理です。白インゲン豆とお肉をしっかりと煮込む料理ですが、今回はベーコンと水煮の豆を使っているので簡単に作れます。厚切りのベーコンを使うことで、お肉に負けないしっかりとした食べごたえになりますよ。
2.フランクの田舎風たっぷり煮込み
野菜もたくさん食べられる彩り豊かな一品です。パプリカの甘味があらびきフランクによく合います。フランクは切らずにそのまま加えて、ボリュームたっぷりの仕上がりに。
煮込み時間もそれほど長くないので、お手軽に煮込み料理が味わえます。
3.塩豚とキャベツのドイツ風煮込み&あっさりポテトサラダ
ドイツの名物料理アイスバイン風の煮込みメニューです。アイスバインとは、塩漬けした豚肉と香辛料や香味野菜で煮込んだ料理のこと。
煮込んでいる間に作れるポテトサラダは、あっさりした味付けでアイスバインによく合います。
あまり煮込み料理を作ったことがないという方でも挑戦しやすいレシピをご紹介しました。手間をかけた分、いつもより少し美味しく感じるはずです。
外出が面倒になるこの時期は、手の込んだ料理に挑戦してみるのもおすすめですよ。