ようやく暑さも落ち着き、早朝や夕暮れに初秋の気配を感じることも増えてきました。夏のダメージを引きずってはいらっしゃらないでしょうか。
強い日差しや紫外線はお肌にダメージを与えますし、暑さもかなり体力を奪うので、しっかりと食事で補っていきましょう。今回は秋の味覚をたのしむことができるレシピをご紹介します。
秋の代表的な味覚
食欲の秋というぐらい、秋はいろいろな食べ物が旬を迎えます。さまざまな食材がありますが、代表的なものをご紹介。
秋刀魚(サンマ)
漁獲される時期によって、脂のノリに差が出ます。特に美味しいのは9月から10月にかけて。秋においしく、刀のような形をしていることから秋刀魚と書くそうです。
栄養面からみると、秋刀魚にはEPA、DHAが豊富で、貧血予防にいいとされるビタミンB群が多いというのが特徴。
ちなみに、この秋収穫された初めての秋刀魚を初秋刀魚といい、縁起がいいとされています。
さつまいも
さつまいもは、エネルギーの基本となる「糖質」が主成分。そのほかにもエネルギーの代謝に必要なビタミンB6などがあります。さつまいもと聞くと「薩摩」を思い出す方もいらっしゃるとおり、鹿児島県が収穫高No.1なのですが、2位や3位をご存知ですか?
実は、茨城県と栃木県で、関東近辺でも、さつまいもがたくさん収穫されているんです。
水菜
現在は、ビニールハウス栽培で年中出荷されていますが、水菜(みずな)の旬が秋から冬にかけての時期ということをご存知でしょうか? 水菜はビタミンAやビタミンC、それに鉄分なども含む、栄養不足の方にはこころ強い味方なのです。
レシピ目次
- 1.
フライパンで和風照焼きピザ
- 2.
生ハムと秋素材の白和え丼
- 3.
鶏ハムと水菜の梅わさびだれかけ
1.フライパンで和風照焼きピザ
フライパンで焼ける、「イースト菌」が不要のピザ。子どもが大好きなピザをお手軽につくれるレシピをご紹介します。しかも味付けは醤油が香る照り焼き風。肉には切り落とし焼豚を使って時短&簡単に。生地は手作り!詳しく作り方を説明していますので、是非おためしを。トッピングには、ミニトマト、ねぎ、パセリなどで彩りを添えて。
2.生ハムと秋素材の白和え丼
さつまいもは1.5cm角に切って、水にさらし、耐熱皿に並べてレンジで蒸します。これを十分に冷ますことで甘みが増すのがポイント。豆腐の和えごろもは上品でいて、ボリュームも満点で家族も満足。鉄分をより多く取りたい方は水菜をほうれん草に変えてもいいでしょう。
3.鶏ハムと水菜の梅わさびだれかけ
高タンパクな胸肉に、旬の水菜をたっぷりと散らし、色つけにラディッシュを添えて。鶏肉は手巻きのロール状にしてしっかり包んで、電子レンジで中まで火をきっちり通しましょう。タレは梅とわさびの合わせダレ。大人の味わいでどうぞ。
秋はいろいろな食材が旬を迎えます。旬の食材は、美味しく、かつ、栄養素もたっぷりの場合が多くあります。ぜひ、食卓に取り入れてくださいね。