MENU

プリマハムシーズンノート

大根は部位や季節によって食べ方いろいろ!知れば知るほど美味しい!

寒い冬こそ大根が美味しい季節。

それは間違いないのですが、大根の旬は冬だけではありません。一般的に多く出回る大根は、いわゆる「青首大根」といわれているもの。もともとは10月~3月が収穫の最盛期でしたが、最近では品種改良が進み、5~6月ごろに収穫されるもの、夏の盛りに収穫されるものなどが登場し、通年で手に入れられる野菜となりました。

実は、収穫時期によって大根には特徴があります。秋から冬の大根はとても色白。春や夏の大根と比べると、甘味が増して柔らかく感じます。この時期の大根は、なんといっても煮物に最適。つゆがたっぷり染み込んだ大根の美味しさは格別ですよね。

春の大根は、水分が増して辛味も少し強くなります。シャキシャキっとした食感や瑞々しさを楽しむために、サラダや浅漬けなど生食が向いています。大根おろしにしてもおいしいですね。

夏の大根は、春の大根にも似ていますが、さらに辛味を感じるように。そして果肉もかたくなってきます。煮物にもできますが、冬の大根のようにふっくらとして味が芯まで染み込む……という仕上がりにはなりにくいです。夏大根のおすすめの食べ方は、炒め物。薄切りや拍子木切りにして、お肉や他の野菜と一緒に炒め合わせていただきましょう。

大根は部位によっても適した食べ方が違います。大根は根の方に近くなるほど辛味が強くなります。そのため、上の方は生食に、下の方は加熱していただくのがいいでしょう。

細かく分けると、葉に近い上部は組織がかたいので大根おろしにむいています。その下から真ん中あたりはほどよく柔らかいので、サラダや野菜スティックにぴったり。中央から下にかけては煮物や炒め煮に、すっと細くなる根の方にかけては辛味が一番強いので、漬物やみそ汁がおすすめです。辛い大根おろしがお好みの場合は、根本を使ってもいいですね。

大きな大根を使い切るのは難しいかもしれません。だからこそ部位別の特徴を知って使い分けられると、さまざまな料理に活かせて便利。大根を買ってきたら、まずは上部を生食に、下の方は火を通して作り置き料理にすると良いでしょう。

大根には消化を促すジアスターゼやアミラーゼという酵素がたっぷり含まれています。この酵素は加熱に弱いので、効果を発揮するのは生で食べたとき。胸やけや胃もたれが気になるときには、大根おろしでいただいてください。

また、辛み成分イソチアシオネートには抗酸化作用も。甘味のある美味しい冬大根で食べて、体の中からすっきりキレイになりましょう。

大根を使ったおすすめレシピはこちら

メールマガジン

メールマガジンご登録はこちらから

「メルマガ登録」ボタンを押すと、登録画面が開きます。

メルマガ

「meatstudio@primaham.co.jp」を受信出来るようにしてください