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環境マネジメント

基本的な考え方

地球環境の持続は事業継続の前提であり、気候変動への対応や食品ロスの削減、プラスチックの問題への取り組みなど、地球環境の保全に貢献することは、ステークホルダーの要請に応えることでもあることから、経営基盤の強化にもつながります。当社グループは、豊かな自然環境を次世代へ継承するため、以下の2点を重要課題(マテリアリティ)として特定し、地球環境の保全に貢献していきます。

●温室効果ガス排出量の抑制
パリ協定やSDGsなど国際社会からの要請も相まって、今や気候変動問題は世界的な重要課題となっています。持続的成長を目指すとともに、温室効果ガスの排出量を抑制した事業活動を追求していきます。

●廃棄物排出量の削減
食品廃棄物の削減やリサイクル率の向上に取り組むことは食品メーカーの使命です。また、プラスチックごみによる海洋汚染が世界的な課題となっているなか、容器包装材へのプラスチック素材の使用削減や代替素材への切り替えを進め、循環型社会に貢献していきます。

環境マネジメント推進体制

プリマハムグループでは、「サステナビリティ基本方針」および「プリマハムグループ環境方針」に沿って環境マネジメントを推進しています。
サステナビリティ委員会の管下に設置されている「環境分科会」では、各本部の本部長や主要部署メンバーの他、12の生産拠点を有しているプライムデリカ(株)が参加しており、重要課題(マテリアリティ)の課題解決に向け、目標案や目標達成のための具体的な施策案について討議を重ねています。さらに、従来より設置している「環境委員会」では、経営層を中心としたメンバーが委員となり、環境政策の立案・推進をはかっています。
なお、国内主要拠点において環境マネジメントシステムの国際規格「ISO 14001」や環境省が定めた環境経営システム「エコアクション21」の認証を取得しており、さらなる認証拠点の拡大を推進しています。

●プリマハムグループ環境方針
私たちプリマハムグループは、「おいしさと感動で、食文化と社会に貢献」という「目指す姿」のもと、当社グループの持続的な成長を通じて、持続可能な社会の実現に貢献します。
私たちは、自然の恵みを原材料に食肉・加工食品事業を展開しており、豊かな自然環境を次世代へ継承する責任があります。
その責務を果たすため、以下の行動指針に基づき、脱炭素社会、資源循環社会、自然共生社会を目指して、環境経営を行います。

【行動指針】

1.脱炭素社会

  • 気候変動の緩和のため、バリューチェーン全体での温室効果ガス排出量の削減に取り組むとともに、適応策についても推進を図ります。

2.資源循環社会

  • エネルギー、水資源、プラスチック等の各種資源の持続可能な利用及び使用量削減を図ると共に、廃棄物の削減・再資源化等、環境負荷の極小化に取り組みます。
  • 開発・設計から原材料の調達・製造・物流・販売・廃棄にいたるまでのライフサイクル全体を考慮し、環境負荷低減に寄与する製品・サービスの提供および技術の研究に取り組みます。

3.自然共生社会

  • 自然の恵みを持続的に享受できるよう、生態系・生物多様性への影響を最小化し、その保全と回復に取り組みます。
  • 大気汚染物質の適正管理、排水の適正処理を行い、環境汚染の未然防止に取り組みます。
  • 良き企業市民として、地域社会と共に自然環境の保全活動を進めます。

4.環境ガバナンス

  • 関連する環境法令はもとより、自主管理基準及びステークホルダーと合意した事項等を順守します。
  • 国際開示基準に則った環境情報の開示に努め、ステークホルダーとのコミュニケーションを推進します。
  • 本方針が全ての事業活動に組み込まれ、効果的に実行されるよう、定期的に環境マネジメントシステムを見直し、継続的な改善に取り組みます。
  • 全ての役員・従業員に適切な教育・研修を実施し環境問題に対する意識の向上を図り、組織全体での環境課題の解決に取り組みます。

プリマハム株式会社
代表取締役社長 社長執行役員
千葉 尚登
最終改定 2024年4月8日

●プリマハムグループ環境方針
私たちプリマハムグループは、「おいしさと感動で、食文化と社会に貢献」という「目指す姿」のもと、当社グループの持続的な成長を通じて、持続可能な社会の実現に貢献します。
私たちは、自然の恵みを原材料に食肉・加工食品事業を展開しており、豊かな自然環境を次世代へ継承する責任があります。
その責務を果たすため、以下の行動指針に基づき、脱炭素社会、資源循環社会、自然共生社会を目指して、環境経営を行います。

【行動指針】

1.脱炭素社会

  • 気候変動の緩和のため、バリューチェーン全体での温室効果ガス排出量の削減に取り組むとともに、適応策についても推進を図ります。

2.資源循環社会

  • エネルギー、水資源、プラスチック等の各種資源の持続可能な利用及び使用量削減を図ると共に、廃棄物の削減・再資源化等、環境負荷の極小化に取り組みます。
  • 開発・設計から原材料の調達・製造・物流・販売・廃棄にいたるまでのライフサイクル全体を考慮し、環境負荷低減に寄与する製品・サービスの提供および技術の研究に取り組みます。

3.自然共生社会

  • 自然の恵みを持続的に享受できるよう、生態系・生物多様性への影響を最小化し、その保全と回復に取り組みます。
  • 大気汚染物質の適正管理、排水の適正処理を行い、環境汚染の未然防止に取り組みます。
  • 良き企業市民として、地域社会と共に自然環境の保全活動を進めます。

4.環境ガバナンス

  • 関連する環境法令はもとより、自主管理基準及びステークホルダーと合意した事項等を順守します。
  • 国際開示基準に則った環境情報の開示に努め、ステークホルダーとのコミュニケーションを推進します。
  • 本方針が全ての事業活動に組み込まれ、効果的に実行されるよう、定期的に環境マネジメントシステムを見直し、継続的な改善に取り組みます。
  • 全ての役員・従業員に適切な教育・研修を実施し環境問題に対する意識の向上を図り、組織全体での環境課題の解決に取り組みます。

プリマハム株式会社
代表取締役社長 社長執行役員
千葉 尚登
最終改定 2024年4月8日

環境マネジメントシステムの認証事業所(2024年4月現在)
おもな環境目標と実績

環境マネジメントシステム内部監査員数(ESGデータ集)

環境法令の順守状況

当社グループにおいて、2021年度は環境へ重大な影響を与える事故は発生しませんでしたが、下記の通り対応が必要な事象が発生しました。速やかに緩和措置を実施するとともに、再発防止策を講じています。

●プリマハム(株)近畿センター
2021年5月および6月に設備の老朽化に伴い、事業所内でフロン類の漏洩が発生いたしました。すぐに漏洩個所の修繕を行い、所轄消防署への報告を行いました。その後、冷媒量確認の強化や老朽箇所の修繕、対象施設の一部を閉鎖しています。

●プライムデリカ(株)宝塚工場
2021年4月に下水道放流において排水処理水のマンホールより泡が発生いたしました。曝気槽へ消泡剤を散布、種菌特定と沈降剤を投入し、行政へ報告を行いました。その後、経過観察をしておりますが、同様の事象は発生しておりません。

●プライムデリカ(株)熊本工場
2021年6月に白く濁った水が河川流出していることが、近隣の漁協組合の方からの連絡で発覚いたしました。要因として考えられる廃プラスチックの洗浄を一時中止し、排水処理施設ブロアーの風量をあげ、緊急対応策を講じるとともに行政へ報告を行いました。また、再発防止策として加圧浮上槽を更新しました。なお、生態系への影響は確認されていません。